時間割引率とは?将来に余裕を生み出すため知っておくべき大切さ

どうも、震洋之進です。

あなたは生活に余裕がありますか?

気持ち
時間
お金

他にも、あらゆることに
余裕の有無があります。

例えば、
時間ギリギリで行動している人は
気持ちは遅刻等しそうで慌てて行動し、
お金を予算組みする時間も
作ってないでしょう。

この3つの概念で1つでも余裕がなければ、連動してあとの2つにも余裕が持てなくなるのもうなずけますよね。

逆に、常に余裕を大切にする人は、細かいこともこだわり1つ余裕があれば他の2つも余裕をもてる様取り組めそうですよね。

その余裕を生み出すために有効なのが
時間割引率の概念です。

時間割引率って、あまり聞きませんよね。

ですが日常で時間割引率を低くすることであらゆるものに余裕が生まれ、貯蓄しやすい体質にもなります。

今回は時間割引率について
勉強していきましょう。

時間割引率と余裕

いつも余裕がある状態を
時間割引率が低いといいます。

逆にいつも余裕がなくバタバタしている人は
時間割引率が高いといいます。

夏休みの宿題と時間割引率

●宿題が終わっている場合

夏休みの最後まで有意義に楽しむことができ、良い思い出も鮮明に思い出せそうですよね。
従って時間割引率が低いといえます。

●宿題が終わっていない場合

夏休みが終わる日数をカウントダウンしながら宿題の恐怖を感じて過ごす。楽しいものも楽しくなくなりそうですよね。
従って時間割引率が高いといえます。

時間割引率の高さは心の負担

実際に時間割引率が低ければ低いほど計画を着実にこなせるので、成功もして目標達成する確率が高くなります。

そして高ければ高いほど一夜漬け作業になり、日課として根づかず継続することが難しくなります。

時間割引率が高いと借金傾向に

時間割引率が高ければ
お金に対する心の負担も大きくなります。

ですので悪魔の甘きささやきで
借金してしまう傾向に。

さらに社会があと押しして
「借金」と気づきにくいネーミング。

「キャッシングだし、借金じゃないよね」
「今月分はリボ払いで、いいか。」

と自分に甘くなる結果、
ドンドン借金が膨らみます。

時間割引率が高い習慣

肥満、喫煙、ギャンブル

・肥満は将来の生活習慣病のリスクを考えずたべてしまう自分の甘さ。

・喫煙は将来に肺の病気にかかるリスクを省みず欲望に従う習慣。

・ギャンブルは一瞬の楽しさのために延々とお金を浪費し続ける悪しき習慣

時間割引率が低いと

・これ以上食べると糖尿病になる恐れがあるから控えよう。

・お金も減るし健康も害があるし、タバコやめるか。

・ギャンブルでお金を使うなんでもったいないな。使ったと思って将来の投資をしよう。

といった行動に徐々に移っていきます。

今さえ良ければいいという思考

今の楽しさを放棄する覚悟をもつ

時間割引率の高い人にとって、
今の楽しさはかけがえのないもの。

その楽しさを少しでも捨てることが出来れば徐々に時間割引率が低下します。

捨てて余裕を生み出せば
時間割引率を低くできる。

1年後のお金や時間。
10年後のお金や時間。
20年後のお金や時間。
等価交換で考えられる思考かが問われます。

時間割引率を高くするには?

具体的にどうすればいいか

①誘惑を考えない環境を作る

時間割引率の重要さを腑に落とし、
行動に移すことが大切です。

そして目の前に「誘惑」が
現れないよう環境整備をします。

お金なら目に見える場所に現金、通帳、明細、財布を置かない、通帳を家族に預けるなど。

喫煙であれば必要なライターや灰皿、電子タバコ本体を捨てる。タバコ関連のものを見ない。

肥満を避けるには家にお菓子や糖質や油の食品を置かない、外食店舗の前を通らない。

など、環境を作ってしまうことで必然的にできない状況にしていくことが環境を作ることです。

②小さくても時間割引率を低くする行動を習慣づける

お金であればキャッシュレス還元の確保、銀行手数料は払わない、生活費の予算を決めて守るなど。

喫煙であれば、タバコをやめて1年でいくらになるか、10年でいくらか、20年でいくらの節約になるかを考える

肥満であれば、糖尿病患者の生活を知る、痩せたことのメリット、健康な体の大切さを勉強するなど

行動することによるメリットを少しずつでも調べて把握することで、行動のきっかけ「やる理由」を生み出すことができます。

③少しずつ余裕を作る

例えば
給料の8割で生活する
禁煙で浮いたお金で旅行に行く
痩せて1、2小さいサイズの服を買う

そういった
「やったことの成果を肌感覚で感じる」
のが大事です。

明確な趣味はなくても、掴み取った自分の成功にひたれれば、毎日が十分幸せになります。

時間割引率は誰でも高い

時間割引率は人生の課題

わたしたちは生まれた時、お腹が空いたりおしめが濡れたら「泣く」という行為で親に知らせてきました。

いわば時間割引率が高い状態で
生まれてきたのです。

そして年を重ねるごとに時間割引率を少しずつ下げ、老後に備える必要がある。

時間割引率の課題は人生の課題ともいえます。

将来のことは誰にもわからない

やらない理由は誰でも思いつく

もしやっても意味なかったら
もしやっても効果がなかったら
もしやったことでバカを見ることになったら

爬虫類脳は現状維持をすることで
安定を得ようとします。

今やめなければならないことは爬虫類脳がやめなくていい理由を次から次へと発想します。

「やらない」ことで現状維持が
成功するわけですからね。

ですがやる理由は知識や経験が必要です。

人間脳のストレスにならずに
少しずつ続ける忍耐が必要なのです。

余裕があると将来は楽になる

時間割引率が低い状況。

「今なんとかしなくてはならない」
と思うのが、いつも正しい答えなのです。

ですが、実際には
今すぐやらなくても明日は来る。

そのことを爬虫類脳は
知っているから阻止する。

期待せず少しずつ試す感覚で、新しいことをはじめていくのが将来時間割引率の低い生活を作るのです。