支出を時間率で考えるとムダ遣いがなくなる!?

どうも、震洋之進です。

あなたの時給はいくらですか?

わたしの時給は約1900円です。

期間工の仕事でも2000円いかないんですね。。

ちなみに、残業代や夜勤の交代勤務手当て、満了金などすべて含めた年収を1時間あたりの時給として算出した額です。

「そんなことしてどうなるの?」

ですよね。

思い出してください。

あなたが仕事で辛い重労働をしている時、上司に叱られているとき、思うように仕事が進まない時。

その対価も時給換算で同じ対価なのです。

わたしはこの時間率で消費を考える習慣をつけています。

期間工の仕事は特に終了15分前が一番キツいです。

生も根も使い果たし、気力を振り絞っての作業。

あと10分、あと5分、終わった―!

その一番キツイ場面を思い浮かべて買い物すると、

「やっぱこれはお金を出す価値ないな。」

といった思考に変わります。

今回はそういったお金を時間率としてみることの重要性を勉強していきましょう。

浪費のメカニズムを把握する

お金に糸目をつけないのは何も考えていないから

こういうと反論されるかもしれない。

「俺だって考えてるよ!」

確かにそうかもしれません。

ですが、消費する時に事前に準備をしていないと冷静さを欠いています。

冷静さを欠くパターンの事例

通販番組をボンヤリみている。

パソコンのセールスをみていて、

「そういえばパソコンほしいんだよな~」

パソコンの他に多彩なソフトやプリンターや付属品がたくさんついて

「最新型モデル〇〇の激安祭です!」

「なんと!98000円!赤字覚悟のお値段です!」

「限定数は30台です!いますぐお電話を!」

といわれると、

「最新型がこれだけついて98000円かよ!」

「しかも限定数が30台ってすぐなくなりそうだな。。」

「はやく決めないと。。」

と考える。

ここで考えるといいましたが、ここでは考えているわけではありません。

考えると感じる・悩むは全く別

まず爬虫類脳が通販番組のセールスで安さや魅力を感じる。

そして感情が刺激された哺乳類脳が悩む。

そうです。感じて悩んでいるだけなのです。

考えるというのは、

「本当にこの値段が安値なのか」

「この付属品は本当に後になって全部使うのか」

「単体での価格で他の販売店はいくらなのか」

「そもそもこのパソコンでなければダメなのか」

これが人間脳で考えるということです。

ポイントは感情に流されていることを俯瞰して察知する。

そして一旦得た知識について自分なりに調べる。

特に営業でよく使われる方法として行動を起こさせるためにタイムリミットを設ける。

限定数や本日のみこの価格と言われれば人は冷静さを持つ前に判断してしまう。

そして購入してしまう。

これがセールスや営業の手口です。

解決策として、

特に早く決断を迫られる場合は見送る。

一旦持ち帰って冷静に考える。

考えないのであれば自分はそもそも必要としていない。

「お母さんに聞いてみます。」

っていうやつです。

その場で自分で決めない。自分の人間脳に聞いてみることが重要です。

ここまで読んだ方はこう思うはずです。

「時給率の話が出てこないじゃないか!」

ですよね。

まずは営業の手口をブロックすることが大事です。

そして人間脳で消費を決める要素として時間率で考える。

この流れをお伝えしたかったのです。

ではお待たせしました。時間率の計算に入ります。

時間率換算は小学校の算数でいい

中学や高校で習う数学は、日常生活でほぼ使用することがない。

わたしも数学は苦手で全くわけがわからない。

ただし、小学校で習う算数は日常生活で非常に役立つ。

小難しい数学と小学校程度の算数を区別して考える。

そうすれば数字に多少は自信がもてるようになる。

自分の時給の計算をする

時給の計算もザックリとした数値で大丈夫。

ここでの計算方法は月給の他の収入であるボーナスなども含めて計算。

・時給算出の流れ

源泉徴収で年収を把握

12か月で割る

出勤日数で割る

勤務時間で割る

時給が出る

この方法で時給を算出し、さらに1分刻みでの分給を出しておくと暗算でいくらかを把握しやすい。

例えばわたしは時給が約1900円なので、分給は31.6円、約32円くらいです。

日常の出費時に頭で時間率と照らし合わせる

たとえばわたしはエナジードリンクの「モンスター」を愛飲している。

「モンスター」の価格は200円~210円位。

分給が約32円なので、時間率で7分の労働。

7分の労働対価として「モンスター」を買い、飲む。といった流れ。

まずは固定費で試してみる

家賃は会社の寮で無料なので、スマホの通信料で時間率を換算。

UQモバイルの月額3858円。なので分給で割ると約120分。つまり2時間の労働の対価として毎月のスマホ代を支払っている。

労働をムダにしている!

一方、auで契約していた時は、8500円程度支払っていた。

分給で割る約265分、つまり約4.4時間分の労働対価としてauの使用代金を支払っていた。

つまり2.4時間分の労働をムダにしていた!

ここでわたしのキツイ重労働を思い浮かべる。

「2.4時間もムダにしてたんだ。。」

とすると感情が刺激され、哺乳類脳が

「今まで労働をムダにしてたのかよ。。」

「これからは2.4時間分も労働対価が浮くな!」

と、ネガティブ面でもポジティブ面でも両方が良好に感じることができる。

この手法を日常的に使えば、本当にムダが無くなっていく。

あなたの労働がムダになるんですよ!?

あのツラかった場面、キツかった場面、色々あったはず。

そういて手に入れたお給料が時間率でみると

あなたの労働対価がムダになっているんです。

いやですよね。

お金がもらえるからあなたは毎日会社に行って働いているはずです。

その血と汗と涙の結晶である労働がムダになる。

考えたくもない。

でもここはしっかり向き合いムダを省く必要があるわけです。

小学校で覚える計算で十分

今やスマホで電卓機能もあります。

・時給をザックリでもいいので計算して把握する。

・1分あたりの分給も計算して把握する。

・買い物をする時、手に取ったものを時間率で労働対価を把握。

時間率で消費することを習慣化することを強くおすすめします。

簡単にでも暗算するくせを身につけておきましょう。

社会の罠に知識で武装する

日常生活していると、多彩な場面であなたの人生の資源である大切なお金を狙っている。

そしてセールスを行ってくる営業マンは人の心理をよく理解している。

どういった唄い文句をいえば財布を開くか。

例えるならドラクエの呪文です。

営業マンやコピーライターは多彩にベギラマやイオナズンやマヒャドを使いこなしている。

あなたはレベル1の生身の人間です。

なぜレベル1かといえば、営業マンの攻め方を何も知らないから。

あなたはマホトーンやマホカンタ、フバーハといった保護呪文で人生の資源を守る必要がある。

行わなければドンドン人生の資源を削られる。

手持ちの資源を削られるならまだいい。

果ては何年、何十年と家や車や保険のローンで毎月支払わされる。

大切な大切なあなたの人生の資源であるお金。

あなたが知識の鍛錬し、耐性をつけない限り、やられ放題です。

やられっぱなしの人生、今がやめ時。

これからは知識をつけ、営業マンに「そのやり方知ってる笑」

と相手の手法を把握して理解すれば無駄な浪費がない豊かな将来に間違いなくつながる。